ふたたび京大iPS

京大iPS関連で昨日の朝刊記事を備忘録します。

他人様のiPS細胞移植をした場合、免疫細胞のひとつである「T細胞」に攻撃され拒絶反応が起きるのだそうです。

そもそも「異物をやっつける」という性質なので誤解するのでしょう。

しかしHLA型が半分同一であれば、「大丈夫」と見るのか「T細胞」の拒絶反応は起きにくいとのこと。

そこで、他人のiPS細胞から血液の細胞を作り、HLA型が半分同じ人の「NK細胞」と一緒にしたところやっぱり拒絶反応が起きたようです。

「NK細胞」も、前からここでも言っているガン細胞と戦ってくれる免疫細胞のひとつですけれど今回、特定のHLA型だけ同じになるように、他人のiPS細胞の遺伝子を組み換えたところ、拒絶反応の一つが起きなくなったそうです。

免疫抑制剤の服用を減らせるようにと、気の遠くなるような研究を黙々とされているのですね、敬意を表します。

2017/8経過観察 骨髄異形成症候群 (myelodysplastic syndromes:MDS)

月例の経過観察に行ってきました。旧盆の附属病院は中央検査室をはじめとして閑散としていて、いつもならば何十人もの待ち合いのところですが今日はわずか5人でした。

そうした状況だったものですから、今日は余裕で終わるなと思いきや、主治医の診察待ち合いはいつもと変わらず。つまり主治医だけはお盆も関係なく、ということだと認識しました。つくづく、医師とはたいへんな職業だなと認識した次第です。

1708WT1mRNA

さて今日は、経過観察のポイントのひとつでもあるWT1mRNA値について備忘録しておきます。本年5月には8,000超となり「ちょっとマズイだろう」と注視していたところですが、先月の検査結果が出ていて、4,000に落ち着いている状況です。

今日の血球値についてはいずれも正常値で、主治医からは「仕事上でのストレスの具合はどうでしょうか」と気遣いの言葉があったのち、「年に一度の骨髄穿刺検査は必須です」「治療(=移植)を始める状況ではありません」と聞きたくない話だけはしっかりと告げられましたね。

職場生活は33年を数え、定年(=再雇用)まであと5年というところまで来ました。このままストレスを抱えつつ仕事を続け、治療開始に向けカウントダウンとなるのは御免被りたいところです。

京大iPSにおける血小板減少対策

以前、当ブログにおいて2回にわたり山中教授の話題を取り上げているところですが、サブジェクトラインの件についてはその頃すでに始まっていたということですね。

免疫反応を起こしにくい健常者のiPS細胞から血小板を大量に作り、患者が出血した際に症状がひどくなるのを防ぐということですね。

現在は、成分献血により血小板を得ているところを、長期安定的に確保するとともに、免疫機能によりせっかくの細胞組織が壊されることを少しでも食い止める、ということでしょうか。

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDG28HBN_Y7A220C1CR8000/