アザシチジン=ビダーザのこと

骨髄異形成症候群に有効とされる抗がん剤アザシチジン=ビダーザとはどのようなものなのか、ひとまず以下にビダーザに関する説明を引用します。

ビダーザは骨髄異形成症候群の治療に際し、これまでの抗がん剤にはなかった新しい作用を発揮します。その1つが、がん細胞のもととなるタンパク質の合成を妨げ、がん細胞の増殖を抑制するという作用です。

さらに、人の身体にはがん細胞の増殖を抑える役割をもつ遺伝子があります。骨髄異形成症候群の患者さんはその遺伝子が十分に働けない状態にあるとされています。ビダーザはその働きを回復させることで、がん細胞の増殖を抑えるという作用ももっています。

高リスクの患者さんを対象とした海外の臨床試験では、輸血などの支持療法や抗がん剤を使用した「通常治療」を行った患者さんと、ビダーザを使った患者さんとで、生存期間生存率を比較しています。その結果、「通常治療」の患者さんの生存期間中央値が15.0カ月だったのに比べ、ビダーザを使った患者さんでは24.5カ月に伸びたことが確認されました。また、2年後の生存率ビダーザ群は50.8%であり、通常治療群よりも約2倍高いという結果でした。

これまで骨髄異形成症候群の患者さんの生存期間を延ばした抗がん剤は、ありませんでした。ビダーザ生存期間を延ばす効果が確認できたため、米国に続いて、欧州と日本での承認につながりました。

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引用:https://gansupport.jp/article/drug/drug01/3318.html

という薬であるということをまず備忘録しておきます。

その上で、

ビダーザを使用した治療はよく行われているとのことですが、私のように芽球増加が認められず、病気が進行していない場合においては、効果が出ないケースが多いようです。

むしろそうした場合に使用すると、血球減少を悪化させたり、器質化肺炎を引き起こしたり、好中球を減少させ感染症を引き起こしたりしかねないようです。ですから、治療は慎重に開始せねばならないようです。

治療方法としては、上記にも記載されているとおり、七日間ビダーザを投与し、三週間の休薬を繰り返すということのようで、その間についても経過を観察しなければなりません。

ビダーザは特効薬ではないので、効果の出る人は概ね50%程度、効果も長続きはしないようです。ですから、治療が早すぎた場合、真に必要な時期に効果が出なくなる恐れもあるとのことで、慎重にならなくてはいけないのだとも。

また、反応が良い場合であっても中止すると再発するケースもあるとのことで、副作用や合併症の種類はもちろん多いですから、広範な医学知識が必要になってきます。100人いれば100人に対する違った処置が伴ってくるわけですね。

ビダーザの使用や、他の薬の治験情報に関して先端を行く米国の動きを注視する必要があります。

https://gansupport.jp/article/drug/drug01/3318.html

2017/7経過観察 骨髄異形成症候群 (myelodysplastic syndromes:MDS)

当ブログへお越しいただき感謝申し上げます。更新を怠っておりまして申し訳なく思っています。生業のほうが忙しくブログ綴りは後手という現状です。

さて、今日は月一回の経過観察でした。前回の経過観察では主治医との意見の隔たりを感じた中で、今日も「治療開始となれば骨髄移植しか道はない」「当病院での骨髄移植の実績は極めて高い」のだと。

骨髄バンクから見た医療施設別の移植実績と採取実績が一表となっていますが、これを指してのことですね。

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中身に関する詳細な記述がされているわけではなく、これについてコメントは出来ないなぁというのが正直なところです。今日はあまり主治医と議論をするという気持ちになれなかったので、ひとまず聞き置くということにいたしました。

米国での公的医療保険の給付打ち切りという話に言及する時間がなかったわけではないのですか、そうしたところで今さら議論をして、かえって体調を悪化させなくてもいいだろうとの判断からです。

さて、経過観察の結果ですが、前回のWT1mRNA値が8700と上ブレしていましたけれど、今回は5500と落ち着いているとのこと、血球減少も見られませんでした。

このまま暑い夏を乗り切りたいものです。